モリスの一番弟子だったジョン・ヘンリー・ディールのデザイン、1870年代後半、18歳の画学生だったディールはモリスのショールームの助手として雇われました。20年後、彼は主席デザイナーとしてモリスのスタイルに自分の個性を加えるまでの存在になりました。「モリスの弟子」に含まれるプリントは、ディール独自の新しい方向性を示すものばかりです。彼はアールヌーヴォーの色や線を加えて「ヘレナ」や「木の葉」などのデザインを作りました。「エデン」には古代ペルシャの規則的なパターンが見られます。ディールは1896年のモリスの死後、アートディレクターとしてモリス商会を20世紀まで導きました。
ソーサー直径15.5×高さ12cm